私はHewlett Packerd 100LXの時代から後継機のHP200LXを現在まで使い続けています。HP200LXでは
●スケジュールやToDoをHP200LXで一括管理
●ユーザーIDやパスワード、登録情報をHP200LXで一括管理
●自前のカード型のデータベースを作成し個人情報の一元管理
●アウトラインプロセッサーで考えをまとめる。
当時はネットワークの普及していなかったのでメモリーカードのデータをパソコンにバックアップしていました。HP200LXは常時携帯し新しい情報を次々に入力していきました。アウトラインプロセッサーを導入し思いついた時にアイデアを書き込んで行きました。携帯端末にハマりHP200LXの製造中止後も使い続けています。この間にいろいろな携帯端末を使って見ましたがHP200LXから乗り換えることが今まで出来ませんでした。
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HP200LXを手放せない理由
●HP独自のタスクマネージャーで複数アプリが起動出来、クリップボード経由でデータのコピーが容易。サスペンドの復帰が一瞬で行える。書き掛けの途中でサスペンドさせても次の起動時にすぐに編集することができる。
●単3アルカリ電池でそこそこ使え、電池を入替えれば長旅も安心出来る。
●充実のアラーム機能
予定時間の前にアラームを確実に鳴らしてくれた。HP200LXには電源OFFの概念がない。OFFはサスペンドを意味している。
●カスタマイズ可能なカード型データベースが容易に作成できる。
フリーウェアでCSVファイルでデータのインポート&エクスポートができた。
●様々なフリーウェアやマクロを組み合わせキーボードショートカットで操作性が抜群。
HP200LXからiPhoneに替えた理由
●HP200LXは既に製造を中止しているので新たにハードウェアを入手することができない。
●HP200LXはインターネットに接続できない。
●HP200LXはE-Mailが出来ない。
●HP200LXは写真が取れない。
最大の理由はHP200LXが新たに入手できない。入手可能であればこのままずっと使いたかった。
iPhoneを使う上で妥協したこと
●カレンダーの事前通知
スケジュールの一元管理のためGoogleカレンダーを採用したため事前通知が行えなくなった。iPhone内蔵のカレンダーを使用すれば可能だがGoogleカレンダーをデフォルトにしておくと鳴らせない。
通知を有効にするためicloudのカレンダーを使う事で解決できそうなのでカレンダーの同期はiCloudを使う事にした。少なくともiPhone,iPad,Mac間はカレンダーの共有が可能になる。面倒だがiclouds.comに接続してパソコンからカレンダーを共有することにした。
●自前のデータベースの構築
ファイルメーカーのBENTOやiSortを導入してしてみたが、他のデータをインポートする機能がないためHP200LXで作ったデータベースのコンバートはできなかった。ので自前のデータベースを構築するのは断念した。
iPhoneの検索機能を活用してデータベースを作れないかと検討したところメモ帳で代用できることがわかった。ただし標準のメモ帳では機密情報へのアクセスを制限する機能がないのでパスワードロックが可能でパソコンと同期可能なメモ帳という条件で探していたところメモ+を見つけこれでテキスト情報のデータベースを作ることにした。
せっかくカメラがあるので写真付のデータベースを導入することにした。パスワードロックで利用制限できる事とパソコンからからも利用可能またはデータのバックアップ可能な物をリサーチした結果幾つかの候補が見つかった。
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