インターネットが普及しADSLで常時インターネットに接続できるようになった頃から自宅サーバーの公開を始めました。容量の少ないiPhoneやiPadを使い倒すには自宅のネットワーク環境の整備は必須でした。無線アクセスポイントを増やして無線アクセスのカバーエリアを確保しました。無線アクセスポイントは高価なので安価なブロードバンドルーターを使いました。
外出先からはダイナミックDNSを使って自宅のサーバーに接続できるようにしました。最近フレッツ光の固定IP接続サービスに変更しました。IPアドレスは覚えにくいのでダイナミックDNSを使っています。
フレッツ光対応、固定IPサービス「ZOOT NEXT for フレッツ光」
固定IP接続でサーバー公開
固定IP接続になったのでiPhone用にいろいろなサーバーを準備した。現在稼働中のサーバーは以下のとおりです。
1.RealVNCサーバー
外出先からiPhoneやiPadから自宅のパソコンを遠隔操作できるようしています。
インターネットから直接接続するパソコンには有料版のVNCサーバーを導入し暗号
化通信で接続しています。自宅内でのみ接続するパソコンには無料版のVNCサーバーを導入しました。
RealVNCサーバーの導入方法(工事中)
2.Air Video Server
iPhoneで動画をダウンロードしています。iPhoneの容量が少ないため直ぐにAir Video Serverに動画を移動して有料版のAir Videoを使って視聴しています。
動画がサーバーに入っているのでiPadでもパソコンでも視聴できるようになっています。
Air Video Serverの導入方法(工事中)
3.RockDisk(アイ・オー・データのNAS)のWebDAV
WebDADサーバー内蔵のNASを外出先からアクセスできるようにしています。iPhoneアプリの有料版のWebDAVNav+を使っています。RockDisk Nextも設置しています接続用のアプリiSharingは今ひとつ使いにくいのでほとんど使っていません。処理速度はRockDisk Nextの方が早いのですがWindowsの共有設定はRockDiskの方が断然使いやすいです。
4.WebCameraとLiveCapture2を使った監視システム
LiveCapture2を使って定点観測やLive映像配信を行なっています。必要なときに遠隔操作で起動します。撮影した画像はPogoplug PCを使ってファイル共有しています。
Windows版とLinux版をポート番号を変えて使っています。まだ設定していませんがWevDavでフォルダー共有も可能です。
フレッツ光電話の活用のためにVPNサーバーを導入
iPhoneのAGEPhoneアプリを使ってWiFi経由で光電話の子機として使用できます。SoftBankの携帯以外に電話するときにはこのアプリを使って電話するようにしています。iPhone5からLTE対応になったので外出先から自宅の光電話が使えるようにVPNサーバーを導入しました。
導入にあたってはBuffaloのBHR-4GRVを使用しました。フレッツ光のDHCPサービスを停止し、BHR-4GRVに192.168.10.2を設定し、DHCPサービスを192.168.10.3〜に変更します。BHR-4GRVのLAN側のポートとフレッツ光モデムのLANポートをストレートケーブルで接続します。※WAN側(インターネット側)のポートには何も接続しません。
あとはiPhoneのVPNでPPTPタブにフレッツ光の固定IPアドレスとBHR-4GRVのVPNサーバーに設定したユーザーとパスワードを設定すればVPN接続できます。
あとはAGEPhoneを起動すれば自宅の光電話に接続されます。
InterLinkのMy IPサービスでノートパソコンを簡単サーバーに大変身
パソコンをインターネットに公開する手法としてInterLinkのMy IPサービスを導入しています。インターリンクのサーバーのVPN接続することにより固定IPでVPN接続したパソコンにインターネット経由で接続できるサービスです。他の使い方としては中国などインターネット接続制限がある地域から中国国内からアクセス出来ないサイトを開く目的にも利用できるそうです。日本のVPNサーバーを経由して接続するので中国国内からではアクセス出来ないサイトも利用可能になるようです。
このサイトはMy IPを使って公開されています。詳しくはこちらをご覧ください。
その他に外出時に持ち出すパソコンでもMy IPサービスを使っています。My IPサービスを使ってAir Vide ServerやWebServerをインターネット経由でアクセスできるようにしています。自宅サーバーの稼働チェックを行う為にWiMaxを起動して外部からチェックしていましたがMy IPを使うことで自宅に居ながら接続チェックを行うことが可能になります。必要に応じて使用するパソコンを変えれば簡単にコンテンツの入れ替えが可能になります。