MacBookのOSアップデートに伴いメモリを4GB->8GBにアップグレードしたのでBootCampはWindows7の64bit版を導入した。最近のMac OSはBootCampのWindows領域が参照できるようになっているがVirtual Boxを使うには問題がある。参照できなければ同じ仮想PCをMac OSでもWindows側からでも使うことができるが参照できることでVirtualBoxで仮想PCが起動できなくなる。NTFS For Macを導入することでMac OS起動時にWindowsのボリュームに書き込みできるようになる。
そこで仮想PCのハードディスクイメージをWindows7内に保存しWindows7とMac OS側でそれぞれVirtual Boxの設定を行うことにした。Virtual Boxは仮想ハードディスクイメージと格ホストOSの中にVirtualマシンの設定ファイルが保存される仕組みになっている。つまり仮想ハードディスクは使いまわしができる、使いまわしするのに必要な条件はリード・ライト権。NTFS For MacをインストールすることでWindows7側に仮想ハードディスクイメージを置いておけばMacとWindows7で使える。実際私のMacBookはこの方法でVirtualBoxでWindowsXPやWindows2000を使っている。
Windows7のXPモードに比べ起動速度が格段に良いので助かっている。ホストOSとのファイル共有は共有フォルダを設定して行えるのでまったく問題がない。Virtual BoxのVirtualマシンの仮想ネットワークはNATなので外部からの攻撃に対してブロックする機能があるのでWindowsXPのサポートが終わっても使うことができるかもしれない。ブリッジ接続にすればホストOSとは同一ネットワーク上にVirtualマシンを設定できるのでVirtualマシンを一時的にサーバーとして使うことも可能。