ubuntu12.04LTSにSoftEther VPN Serverを導入する。

SoftEther VPN ProjectからLinux用のVPN Serverをダウンロードします。ubuntu12.04のブラウザーを使ってダウンロードしてもいいのですが、パーミッションの変更など面倒なのでWindowsパソコンからWinSCPを使って/usr/loca/に解凍したvpnserverフォルダをコピーしパーミションを変更します。

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ターミナルを開いて cd /usr/local/vpnserverでフォルダーを切り替えてmakeを実行するとインストールできます。

/usr/local/vpnserver/vpnserver startでVPNServerを起動します。/etc/rc.localに/usr/local/vpnserver/vpnserver startを追加すると起動時にvpnserverが起動できるようになります。

Windows版のSoftEther VPN Server Managerを起動して新しい接続設定でubuntu12.04のIPアドレスを設定して接続します。管理者パスワードを設定したあとにVPN Serverの設定ウィザードが実行されます。

VPNサーバーを選びL2TPサーバーを有効にしIPsec事前共有鍵を変更します。

ユーザーを作成してパスワードを設定します。ローカルブリッジする際にはアクティブなネットワークカードを指定します。

設定が完了すると下図のような画面になります。

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実際に運用する場合はルーターのポート開放を行いますが、私は以下のサービスを使いubuntu12.04をVPN接続させています。インターリンクのマイIPで接続すると固定されたIPアドレスが付与されます。このIPアドレスを指定して外出先からiPhone等でubuntu12.04にVPN接続します。このWordPressサイトもこの手法で運用しているのです。


自宅にVPN Serverを設置することで外出先からiPhone&iPadで自宅にVPN接続すれば自宅のネットワークリソースに簡単にアクセスすることができます。RealVNCクライアントでパソコンを遠隔操作したり、AGEPhoneを使ってひかり電話をかけたり、CloudConnectProを使ってファイルサーバーからファイルをダウンロードしたりアップロードしたりできます。

最近はRadikoをWindowsで録音した物をCloudConnectProを使ってiPhoneにコピーして視聴しています。