フレッツ光に無線ブロードバンドルータ設置時の注意

   知人からインターネットが調子悪いので見て欲しいと頼まれ遊びに行ってきた。フレッツ光モデムに無線ブロードバンドルーターを設置した構成になっている。接続は無線ブロードバンドルーターのWANポートとフレッツ光のLANポートが接続されていた。

この接続方法を選択するとフレッツ光モデムとブリッジ接続になりフレッツ光の内線IP電話機能も使えなくなります。何よりききの電源投入順序を間違えるとインターネットに繋がらなくなったりします。

ではどうするか。

フレッツ光モデムの管理画面にログインしてインターネット接続設定を開き設定を行います。このときにDHCPサービスの設定を確認します。通常は光モデムのIPアドレスは192.168.1.1でDHCPサービスは192.168.1.2から設定可能台数を指定します。最大設定値は253ですが、一般家庭では30台程度設定すればいいでしょう。

次に無線ブロードバンドルーターとパソコンを繋いで、DHCPサービス設定を開き、端末のIPアドレスを1.2.168.1.200に変更しDHCPサービスも停止します。設定が完了したら、無線ブロードバンドルーターのLANポートとフレッツ光モデムのLANポートをつなぎます。これで設定完了です。パソコンを無線LANに接続すればいつでもインターネットに接続することができます。

この接続方法のメリットはフレッツ光の内線機能を利用できることと、フレッツ光の空いているLANポートとブロードバンドルーターの空いているLANポートの両方が使えるようになります。ブリッジ接続の場合は無線ブロードバンドルーターの空いているLANポートしかつかえません。

 iPhoneなどにAGEPhoneを導入するればフレッツ光の内線が使えるようになり、スマフォを使って電話することができます。ソフトを立ち上げてバックグラウンド着信を有効にすれば、かかってきた外線も受けることができます。