WiMaxの無線ルータを使ってインターネットからアクセス可能な移動サーバーを構築した。構築するには以下の条件が必要です。
1.WiMaxの接続をプライベートIPからグローバルIPサービスに変更する。以前はグローバルIPで接続していたがプライベートIPが主流になりオプションで設定しないとグローバルIP接続出来ないので再確認してください。
2.WiMaxルータのポートの開放・Atermではポートマッピング設定に開放するポートとLAN側のホストを設定した。
3.ダイナミックDNSサービスの加入。WiMax接続時のIP接続アドレスをダイナミックDNSで解決する。今回はSoftEther VPN Serverに組み込まれているダイナミックDNSサービスを利用した。
4.サーバー用のパソコン。今回はサーバー機能が充実しているLinux機を使用した。このパソコンにはWebサーバー、AirVideo Server、SSHサーバー、SoftEther VPN Server、RealVNC Serverを導入した。
サーバー用のパソコンをWiMaxに接続後にネットワークマネージャーでIPアドレスを固定します。
Atermの管理画面にログインしてポートマッピング設定を行います。以下が開放したポートと開放目的です。
ポート番号 目的
22(tcp) SSH接続
23(tcp) telnet接続
443,992,1194,5555(tcp) SoftEther VPN Server
500,1701(udp) SoftEther VPN Server
45631(tcp) Air Video Server
5800,5900(tcp) RealVNC Server
SoftEther VPN Serverはインストール後にWindows版のSoftEther VPN Server Managerを使って構成した。
以上の設定が完了すればSoftEther VPN サーバーのダイナミックDNSを使ってサーバーにアクセスできるようになります。