導入にあたりSigTerm、WinSCP、SoftEther VPN Server,Clientをインストール済みのWindowsパソコンを用意します。
- SoftEther VPNプロジェクトよりWindowsでLinux版のSoftEther VPN ServerとClientをダウンロードし解凍しておきます。 解凍するとvpnserver,vpnclientが作成されます。
- 解凍されたフォルダーをWinSCPを使って /usr/localにコピーします。
フォルダー以下のパーミッションをWinSCPで設定しなおします。
- SigTermでLinuxにroot権限で接続します。
※まずユーザーで接続後、su又はsudo suでroot権限に変更します。
- vpnserverのインストール。
cd /usr/local/vpnservertとしてvpnserer内に入ります。makeを実行するとセットアップが始まります。3つの確認項目をチェックするとインストールは完了します。
- vpnserverの環境設定
SigTerm上で ./vpnserver又は /usr/local/vpnserverでSoftEther VPNサーバーを起動します。Windowsの”SoftEther VPN サーバー管理”を開きます。SoftEther VPNサーバー管理マネージャーで、新しい接続を選び接続先 VPNSereverの指定のホスト名にLinuxのIPアドレスを入れOKクリック作成した接続名を選んで接続をするとパスワード設定画面がでてくるので必ずパスワードを設定してください。
Windows版と同様にSoftEther VPN Serverの設定が行えます。
- vpnclientのインストール
cd /usr/local/vpnclientとしてvpnclient内に入ります。makeを実行するとセットアップが始まります。3つの確認項目をチェックするとインストールは完了します。
- vpnclientの環境設定
SigTerm上で ./vpnclient又は /usr/local/vpnclientでSoftEther VPN Clientサービスを起動します。続いて ./vpncmd又は/usr/local/vpncmdを実行して2.VPN Clientの管理を選びます。VPN Clientとプロンプトがかわります。
RemoteEnableを実行してリモート管理を許可します。
PasswordSetを実行してパスワードを設定します。
- WindowsのSoftEther VPN Clientの“別のコンピュータの SoftEther VPN Client の管理”を実行しLinuxのIPアドレスとパスワードを入れればSoftEther VPN クライアント接続マネージャーが起動するので、最初に仮想LANから新規仮想LANカードの作成で仮想Lanカードを作成します。
新しい接続設定の作成で接続設定を行います。