ubuntu12.04にSoftEther VPN Server&Client導入について(覚書)

導入にあたりSigTerm、WinSCP、SoftEther VPN Server,Clientをインストール済みのWindowsパソコンを用意します。

  1. SoftEther VPNプロジェクトよりWindowsでLinux版のSoftEther VPN ServerとClientをダウンロードし解凍しておきます。 解凍するとvpnserver,vpnclientが作成されます。
  2. 解凍されたフォルダーをWinSCPを使って /usr/localにコピーします。
    フォルダー以下のパーミッションをWinSCPで設定しなおします。
  3. SigTermでLinuxにroot権限で接続します。
    ※まずユーザーで接続後、su又はsudo suでroot権限に変更します。
  4. vpnserverのインストール。
    cd /usr/local/vpnservertとしてvpnserer内に入ります。makeを実行するとセットアップが始まります。3つの確認項目をチェックするとインストールは完了します。
  5. vpnserverの環境設定
    SigTerm上で ./vpnserver又は /usr/local/vpnserverでSoftEther VPNサーバーを起動します。Windowsの”SoftEther VPN サーバー管理”を開きます。SoftEther VPNサーバー管理マネージャーで、新しい接続を選び接続先 VPNSereverの指定のホスト名にLinuxのIPアドレスを入れOKクリック作成した接続名を選んで接続をするとパスワード設定画面がでてくるので必ずパスワードを設定してください。
    Windows版と同様にSoftEther VPN Serverの設定が行えます。
  6. vpnclientのインストール
    cd /usr/local/vpnclientとしてvpnclient内に入ります。makeを実行するとセットアップが始まります。3つの確認項目をチェックするとインストールは完了します。
  7. vpnclientの環境設定
    SigTerm上で ./vpnclient又は /usr/local/vpnclientでSoftEther VPN Clientサービスを起動します。続いて ./vpncmd又は/usr/local/vpncmdを実行して2.VPN Clientの管理を選びます。VPN Clientとプロンプトがかわります。
    RemoteEnableを実行してリモート管理を許可します。
    PasswordSetを実行してパスワードを設定します。
  8. WindowsのSoftEther VPN Clientの“別のコンピュータの SoftEther VPN Client の管理”を実行しLinuxのIPアドレスとパスワードを入れればSoftEther VPN クライアント接続マネージャーが起動するので、最初に仮想LANから新規仮想LANカードの作成で仮想Lanカードを作成します。
    新しい接続設定の作成で接続設定を行います。

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