フレッツ光に無線ブロードバンドルーター接続時の注意

 フレッツ光に無線ブロードバンドルータを追加するときに注意しないと折角のフレッツ光が無駄になってしまいます。光電話を使っている場合は是非見直しをしてください。

 フレッツ光の場合光電話機能はフレッツ光のモデム内にあります。無線ブロードバンドルーターのWAN側で接続するとインターネットの接続設定は無線ブロードバンドルーターで行うことになります。この時点で無線LANに接続した機器からはフレッツ光の光電話機能が使えなくなります。また電源の投入順番を間違えるとインターネットが使えなくなります。電源の投入順番は①無線ブロードバンドルーター、その後②フレッツ光のモデムになります。

 この問題を回避するため無線ブロードバンドルーターは次の手順で追加しています。前提条件としてフレッツ光にインターネット接続設定されていてIPアドレスを自動取得できるようにDHCPサーバーが稼働している。パソコンのコマンドプロンプトでipconfigを実行しIPアドレスのパターンを確認します。デフォルトでは192.168.0.* *はDHCPが自動で割り当てる数字で2~30程度です。サブネットマスクは255.255.255.0です。

無線ブロードバンドルーターとノートパソコンをLANケーブルで接続します。接続したらブラウザーでhttp://192.168.0.1を開くと無線ブロードバンドルーターの設定画面が開きます。

LAN側の設定で機器のIPアドレスを192.168.0.250/24に変更します。またDHCPサーバー機能をOFFにします。

無線ブロードバンドルーターのLAN側とフレッツ光のLANポートをネットワークケーブルで接続すれば完了です。

http://192.168.0.1を開くとフレッツ光モデムの設定画面が開きます。電話設定の内線設定でIP端末設定を行えばAGEPhoneアプリを使ってスマフォを光電話の内線子機として使用することができます。http://iphone-users.ddo.jp/hikari/

この手法を使えばバファローのBHR-4GRVを使ってVPNサーバーも構築できます。光モデムでポート開放を行えば外出さきから自宅のネットワークに接続してAGEPhoneで光電話が使えるようになります。